田舎から東京にでてくると、人の多さと、電車の乗り継ぎでまずつまずきます。
何線とか、終点どこ行きとか、何番線、、スマホとかなかったし、ほんとに必死だった。
しかも何故か田舎から出てきたってバレたくなくて、案内板とかなかなか凝視できず、周りのスピードに合わせて歩くので、乗り間違えなんて多々あり
乗ってからも、本当にこれで合ってるのか、急行だから止まらなかったらどうしよう、心の中は不安でいっぱい
そんななか、小学生とか余裕で乗って、本とか読んでる。すごい、、!小学生なのに、この余裕っぷり!そして、難しそうな本なんて読んでる子田舎では見たことない。
田舎者という雰囲気がにじみ出てないか隠すのに必死でした
何年も東京にいたら、みんな忙しいし、誰も見てないし、田舎から出てきても全然恥ずかしいことじゃなかった。そんなふうに考えなくてよかったなぁって、もっと堂々としてりゃよかったって思う。
東京生まれ東京育ちはそんなこと考えず、当たり前のように都会に馴染んでる。劣等感なくていーなぁって思ってた。
自分が子育てするときは、だから東京でってより強く思ってしまってた。自分が経験した苦い思い出をできるだけ味わわせたくないっておもっちゃうんだろう
しかし、うちの子は東京より田舎が大好きだ。
長期休みに田舎にいくと、のびのびできて、心の底からリラックスできるらしい。
私が子供の頃は年に一回ディズニーランドにいくこと、東京観光が楽しみで楽しみで、新幹線から見える景色がだんだんネオンでキラキラして高い建物たくさんの東京に近づくとワクワクしたものだ。田舎に帰るときの新幹線はだんだん田んぼ、山、寂しくなった
今は、逆に東京に近づくにつれ、今日からまたあの忙しい日々に戻るのか、と昔はキラキラして見ただけでワクワクした都会のビルを見るだけでどっと疲れる。
親のコンプレックスにこだわり続けてはいけないなぁ
今は田舎に帰るのも楽しみになった、新幹線から見える景色に寂しさを感じることもない。
住んでる場所のありがたみに気付くのはその場所を離れてからなのかな。住んでるときに今の場所の良いところをもっと探していきたい。